3月13日(月)からマスクの着用は屋内・屋外問わず「個人の判断」になりました。電車、学校、デパートなどが講じてきた感染対策はどう変化したのでしょうか?調べました。
マスク着用のルールはどう変わる?
良原安美キャスター:
通勤ラッシュなど、混雑した車内ではマスク着用を推奨しているということですが、電車を含め、いろいろな場所でどんなふうに見直しがされているのか見ていきましょう。

▼鉄道各社
・乗客は個人の判断
・乗務員は着用を継続
さらに、JR東日本・JR東海では、混雑時でもお客さんのマスク着用を個人の判断とする方針を決めました。

▼日本バス協会
・乗客は基本的に「個人の判断」、混雑時はマスク着用を推奨
・乗務員は着用を引き続き継続

▼航空会社(国内線・国際線ともに、JAL・ANAなど大手航空会社)
乗客と従業員ともに個人の判断に委ねる
ちなみに私の友人で、大手航空会社の従業員がいるのですが、その方は「外す」「外したい」と話していました。

▼百貨店(三越伊勢丹・高島屋・松屋銀座)
・お客さんはマスク着用は個人の判断
・従業員は着用を継続
そして、銀座三越で大きく変わったことがあります。入り口にあるライオンはずっとマスクをしていたのですが、これが13日から外されました。広報の方も「やっとこの日が来た」と感慨深い様子でした。

▼学校
4月1日の新学期からマスク着用は個人の判断。卒業式は前倒しで、マスク着用の緩和ルールを適用しているところもありました。

▼警察
留置されている容疑者はマスク着用ということが決められました。留置場などで集団感染が起こると刑事手続きなどに支障が出ることを防ぐためだということです。