8月に開催される「青森ねぶた祭」について規制は大幅に緩和される見通しです。青森ねぶた祭実行委員会は13日青森市で開いた会議で、今年はコロナ禍前の祭り体制を目指すとした基本方針を示し、了承されました。

※青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一実行委員長
「コロナ感染が概ね収束して日本の社会がまた元に戻って前に進む一歩となると示すものとして、ねぶた祭りスタートさせる必要がある」

大型ねぶたの前で乱舞して祭りを盛り上げるハネトは、自由参加に向けて関係機関と協議する方針です。マスクの着用についてはハネト、囃子方、観覧者いずれも個人の判断とする一方、「ラッセラー」の掛け声を出す場合については、新型コロナの感染症法の位置づけが「5類」へ移行された後に示される国と青森県の方針に基づいて判断するとしています。まつりは8月1日に4年ぶりの前夜祭があり、2日から7日まで開催されます。