■暖かい時期の使い道や値段についても聞いてみた…

国道103号観光通りの八甲田大橋に設置された温度計
下側に温度を測っている機器を発見!

これまでの取材により温度計についてそれなりに知ることができましたが、冬の交通安全に一役買っているこの温度計の値段はいくらなのでしょう?相馬課長に伺ってみたところ1基の値段は約100万円!設置のための工費を加えると道路上に設置するためには数百万円はかかるとのこと。
また冬期の路面凍結に注意を呼び掛けることが本来の役割である温度計が、これから暖かくなる時期に役立つ場面はあるのだろうか?相馬課長は、あくまでも冬の交通安全のための機器であるとしたものの、春先や秋口は朝晩の寒い日に気温を参考にしてもらい安全運転に役立ててもらうほか、夏の時期には車内と外の気温差を知ってもらうことで体調管理に役立ててもらうなど、各々で上手に使ってもらえればと語ってくれた。