76年の歴史に幕を下ろしました。
今年度で廃校となる金沢市の小将町中学校では11日卒業式が行われ、94人の卒業生らが学び舎に別れを告げました。

金沢市では生徒の通学区域見直しの動きが進み、小将町にある小将町中学校は来年度から長町中学校として長町に移転します。
学校では11日、最後の卒業式が行われ、94人の卒業生らは1人1人卒業証書を受け取り、学び舎との別れを惜しんでいました。

卒業生は、「コロナ禍でできないこともあったが、それだからこそできることもあったので良かった。」とコメント。
一方でOBからは、「悲しい。伝統ある学校だったので。」と廃校を惜しむ声が聞かれました

小将町中学校の校舎は来年度は長町中学校芳斉分校として生まれ変わります。