今月13日から、マスクの着用を個人の判断に委ねる政府の方針について、金沢市の村山卓市長は、市民と話す機会の多い窓口業務などにあたる市の職員について、引き続きマスクの着用を促す考えを示しました。

9日に開かれた金沢市議会3月定例会後の記者会見で、週明け13日からのマスクの着用判断について問われた村山市長は、新型コロナの感染状況がこのところ落ち着きを見せているとした上で、勤務中の職員についても、個人の判断を尊重するとの考えを示しました。一方で、庁舎内の窓口業務や市立病院、介護施設など、高齢者や外部の来庁者と関わる機会が多い職場では、引き続きマスクの着用を求めるということです。市役所を訪れる市民に対しては、着用を強制しないことにしています。

このほか村山市長は、自身が花粉症であるため、「外出中は着用することもあるかもしれないが、公務中は出来るだけマスクを外したい」と述べました。