統一地方選挙の前半戦となる、新潟県議選の投開票日まであと1か月となりました。
27の選挙区のうち、半分近い13選挙区が無投票となる見通しです。


3月9日現在で、定数53のところに、現職40人・新人29人・元職1人のあわせて70人が立候補を表明しています。
政党の公認別でみると、自民党が34人(前回比+4人)、立憲民主党が4人(+1)、共産党が2人(-3)、公明党が2人(±0)、国民民主党が1人(-1)、無所属が25人です。また、日本維新の会が初めて2人を擁立する一方で、社民党は今のところ候補者を擁立できていません(-2)。


現在は議席の過半数を自民党が占めていますが、野党側は与党・自民党の地位を揺るがすまでの候補を擁立できない見通しです。

前回無投票だった燕市西蒲原郡と妙高市は選挙戦となる見通しですが、無投票の選挙区が増えそうなのも今回の1つの特徴です。
27選挙区のうち今回は、半分近い13選挙区で21人が無投票当選の可能性があります(前回は7選挙区)。
・13選挙区は、現行の区割りで県議選が行われている2011年以降で最多
・21人は全体の約4割にあたり、その割合は戦後最大

■今回無投票となりそうな選挙区
新潟市東区、南魚沼市南魚沼郡、新発田市北蒲原郡、三条市、柏崎市刈羽郡、新潟市江南区、五泉市東蒲原郡、阿賀野市、糸魚川市、魚沼市、新潟市秋葉区、新潟市西蒲区、小千谷市

そのうち、
糸魚川市は5連続、魚沼市は4連続、秋葉区と西蒲区と小千谷市が3連続無投票になるか?