愛媛大学の校舎の水道配管に接続ミスがあり、基準値の3倍近いフッ素化合物が検出されていた問題で、大学は8日、「健康被害が起こる可能性は極めて低い」という評価を公表しました。

愛媛大学によりますと、健康への影響を評価した結果、水道に誤って井戸水の管が接続されていたおよそ2年10か月間、問題の水を毎日1リットル摂取し続けたとしても「健康被害が起こる可能性は極めて低い」と推定されるということです。

大学が設置した相談窓口などに健康被害の訴えはありませんが、卒業生や退職者を含むおよそ300人を対象に健康調査を行うということです。