「5類」変更後 気を付けるべき「5つの基本」
5月には「5類」に移行する新型コロナ。今後、新しい生活様式はどう変わっていくのか。小坂教授に聞きました。

「自宅療養・医療機関の受診」
…体調不良・発熱など症状がある場合は無理せず療養・受診し職場や学校などは休みを取る。高齢者、持病がある人と会うときは体調管理を厳重に。
「マスク・咳エチケット」
…感染状況・混雑状況・空間の広さ・滞在時間・重症化リスクなどを個人で判断しながら、外出時はマスクを持ち歩き、着用を呼びかける場面では着ける。
「3密回避・換気」
「手洗い」
…食事の前・トイレの後・帰宅時は20秒以上かけてお水と石鹸で丁寧に洗う。
「適度な運動・食事」
この5つが感染対策の基本となっていくそうです。
恵俊彰:
基本的に、やはりマスクは持ち歩きましょうということであったり、それから休む判断をするということですかね。
小坂教授:
特に新しいことを言ってるわけじゃないんですが、これまでは感染して体調が悪いときに、医療機関の証明書がないと休めないとか、いろいろなことがあったんですよね。でもそれはみんなで休めるようにしようよっていう話とか、必要に応じてマスクをエチケットとして着用するとかいうお話です。
これまでやってきた中に、あまり必要がないこともあったので、やることを絞ったものが3月8日のアドバイザリーボードに出る。そこで議論される中身だろうと思いますね。
恵俊彰:
社会的距離、ソーシャルディスタンスってどうなるんですか?
小坂教授:
感染状況が落ち着いていればそれほど問題はないんですが、感染状況が少し悪くなってきたような場合には「3密を避ける」。少し離れるということもそれなりの効果があると思っています。
今みたいに落ち着いてきたり、屋外であればそれほど気にしなくてもいいと思っています。
絶対的なゼロにするというわけではなく、リスクを減らしながら生活を楽しんでいこうというフェーズになってきています。
恵俊彰:
昨日コンビニに行ったんですけど、並ぶ「足のマーク」がしっかりつけられてるじゃないですか。人との距離がもう体に染み付いているとこもありますけど。
コメンテーター 朝日奈央:
当たり前になってますね。バラエティーの収録とか、今ちょっと距離が離れてますけど、どんどん近づいていくのかなと思うと、不思議と逆に違和感みたいな。昔の映像を見るとこんなに近づいてたんだって思ったり。
落語家 立川志らく:
少しずつコロナ前の日常に戻ろうとみんなで努力する、ただそれだけですよね。だからあんまりクレームとかつけない。本当は企業側も、全部個人の自由にすりゃいいんです。それが基本なんだけど、でもやっぱりまだ気になる人がいっぱいいて、クレームが入るから、企業側もしょうがないですよね。
とにかく1年2年かけて、少しずつ戻りましょうということですよね。
(ひるおび 2023年3月8日放送より)