半導体など先端技術をめぐりアメリカと中国の対立が深まる中、中国共産党が科学技術について、指導を強化する方針が明らかになりました。「科学技術の自立自強を図る」としています。
中国政府が7日に発表した機構改革案では、科学技術の革新が中国の近代化にとって「核心的な地位」だと強調されました。
具体的には科学技術省を再編し、技術革新の全体管理や戦略立案、経済・社会発展との統合を促進するとしています。
その狙いについて「科学技術の国際競争と外部からの封じ込め、抑圧の厳しい状況に直面する中で、高水準の科学技術の自立自強を加速させる」と説明。さらに、中国共産党の組織に「中央科学技術委員会」を設置し、共産党が科学技術についても集中的・統一的に指導を強化する方針を掲げました。
今回の機構改革は、半導体の規制を強化しているアメリカを念頭に、中国自身の科学技術力を強化し、アメリカに対抗しようという危機感の表れと言えそうです。
このほか、政府に「国家データ局」を新設。データ基盤システムの推進や、データの統合・共有、デジタル経済の構築を推進するとしています。
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