激戦の末、ロシア側が占領を続けるウクライナ南東部マリウポリをショイグ国防相が訪問しました。ロシア側の支配をアピールする狙いがあるとみられます。

ロシア国防省は6日、ショイグ国防相がドネツク州のマリウポリを訪問し、「インフラの復旧状況などを視察した」と発表しました。

ショイグ氏はロシア側が整備を進める医療センターや新しい住宅エリアを視察したほか、ロシア領土からドネツク州に向けて建設予定の水路について報告を受けたなどとしています。

ロシア国防省は4日にもドネツク州の前線にある司令部を視察したとする映像を公表していて、ロシア側占領地域の支配が進んでいることをアピールする狙いがあるとみられます。