「内気循環」あまり意味がない…なぜ?
そして、これまでの常識にも、こんなアップデートが必要だと言います。
外からの花粉を車の中に入れないよう、エアコンを「内気循環に」…。

実はこれ、最近ではあまり意味がないと言います。
JAF島根支部 伊藤昇さん
「花粉の侵入については、最近のフィルターの性能も良くなっているので、「内気循環」でも「外気導入」でもそこまで変わらないという実験データが出ています。「外気導入」のままでも花粉症の方は大丈夫と考えています」
逆にJAFによるテストデータによると、「内気循環」で走行し続けると車内の二酸化炭素濃度が上がり、乗車した人の中には、眠気や軽い頭痛を感じる人がいたという結果が出たと言います。
「外気導入」でも花粉を心配する必要はあまりなく、むしろ衣類に付着した花粉や、乗降時に車内に付着した花粉を除去した方が、花粉対策としては重要だと思われるということです。
また、フィルターの定期的な汚れ点検も大切です。