宮崎市は、設置を検討している児童相談所について、今月中に設置の可否を判断する方針を示しました。

県内には現在、県が設置した児童相談所が3か所あり、宮崎市では、新たに児童相談所を設置しようと検討を進めています。

6日の宮崎市議会の一般質問で、清山市長は、児童相談所を設置している金沢市や明石市、それに福岡市を視察した結果、宮崎市に設置するには多くの課題が残されていると説明しました。

(宮崎市 清山知憲市長)
「必要となる財源や専門人材の確保という課題もあるので、引き続きメリットと課題を整理しながら、3月末までに設置の可否を判断したいと考えている」

宮崎市は、先月開かれた市議会特別委員会の中で、児童相談所の整備費としておよそ12億円を見込み、職員あわせて64人体制となる想定を示していました。