東京パラリンピック水泳の金メダリスト、愛媛県今治市の山口尚秀選手が4日、日本代表選考レースに出場し、100m平泳ぎで自身の世界記録を更新して優勝を果たしました。

4日から静岡県で開かれた日本代表選考レース。

東京パラリンピックの金メダリスト、知的障害のクラスの山口尚秀選手は100m平泳ぎに出場しました。

序盤から力強い泳ぎでペースを上げていくと、後半も他の選手を一切寄せ付けず圧巻の泳ぎでフィニッシュ。

自身が持つ記録を0.99秒上回る1分2秒75をマーク。
世界記録を更新し優勝を果たしました。

(山口尚秀選手)
「2秒台を出せたのでさらなるもう一歩の進歩を実感しました。しっかりここまでフォームとか細かい動作などもしっかり確認していったので、その過程がこの結果につながったんじゃないかと思う」

これにより、山口選手は今年7月からイギリスで開かれる世界選手権への出場が決定。
ここで優勝すれば来年のパリパラリンピックの代表に内定します。

「優勝は目指していきたいと思います」