西日本豪雨からの復興補助金の不正受給事件で、愛媛県は、西予市の紙加工品メーカーに交付した補助金などおよそ7700万円の請求権を放棄することを決めました。
愛媛県が補助金の返還を求めていたのは、西予市宇和町皆田の宇和特紙です。
ウェットティッシュなどの製造を手掛けていた宇和特紙は、2018年の西日本豪雨で被災し、機械を購入したと見せかける書類を偽造するなど2回にわたりうその申請を行い、県の復興補助金およそ6700万円をだまし取ったとして元社長ら3人が逮捕され、詐欺の罪で起訴されています。
県は去年8月に警察に被害届を提出し補助金の返還を命じていましたが、その後、宇和特紙が提出した再生計画案に基づき、返還金や延滞金などの請求権を放棄することを決めました。
これにより県は、補助金に延滞金などを合わせたおよそ7700万円を回収することができなくなります。
宇和特紙はおととし9月から民事再生手続きが進められていて、今後、会社は清算される見込みだということです。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









