山梨県内の公立高校で後期試験が行われ、およそ3500人が試験に臨みました。
試験では国語の問題で誤字があった他、日川高校では英語のリスニングで音が途切れるトラブルがありました。

3日に後期試験が行われたのは、定時制を含む県立高校と市立の甲府商業、甲陵の合わせて29校です。
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受験生たちが緊張した面持ちで試験に臨む中、入試問題でミスがありました。
県教育委員会によりますと国語の問題で注釈に誤字があるのが問題配布前に見つかりました。全ての高校で黒板に訂正を書いて対応したということです。
また日川高校の会場ではスピーカーから流れていた英語のリスニング音が一部途切れました。学校は全ての音声を流し直しました。このため試験時間がおよそ6分間長くなり、次の理科の開始時刻をずらしたということです。
いずれも合否判定に影響はないとしています。
なお甲陵を除く28校の後期試験には3452人が受験し、倍率は0.96倍となりました。倍率が1倍を下回るのは3年連続です。
また新型コロナ感染により3日の後期試験を受験できない生徒が複数出たため追試験の日程を後ろにずらし3月14日に行います。
そのため合格発表も当初の3月10日から16日に変更となります。