3月3日は「耳の日」。そして「うさぎの日」でもあります。
これに合わせ、「因幡の白うさぎ」の神話が伝わる鳥取県では、県名をこの日限定で「兎取県(とっとりけん)」に改名しました。
3日午前、鳥取市「道の駅 神話の里白うさぎ」では。
兎取県 平井伸治知事
「ここでひとつはっぴょーん(発表)があります。きょう1日に限りまして、鳥取県を改名します。こちらをご覧ください。鳥取県改めウサギの兎取県、よろしくお願いします」

これまで観光PRなどに合わせて蟹取県(かにとりけん)や星取県(ほしとりけん)など度々改名をしてきた鳥取県。
12年に1度だけ、うさぎ年のうさぎの日限定で「兎取県」に改名しました。
うさぎの日を祝うイベントには、県内各地のウサギのキャラクターが集結。
地元のウサギ愛好家も訪れ、記念写真を撮るなどして盛り上げに一役買いました。

鳥取市から参加
「ツイッターで知りました。ウサギを飼っているのですごく嬉しいと思います。(いいところは)物言わぬかわいさですかね」
そして、鳥取県庁でも…。
記者 齊尾和之
「うさぎ年のうさぎの日、12年に1度の日に、県庁窓口の職員もウサギの姿で業務に当たっています」

県職員もPRです。
総合受付、そして広報課と観光戦略課の職員はウサギのかぶりもの姿で勤務。
名刺もウサギデザインのものが作成されました。


兎取県観光戦略課 瀬戸川直子係長
「いい眺めだと思う。いかにも鳥取らしい、白うさぎ年らしい執務室の様子だと思う」
兎取県広報課 中倉秀将課長補佐
「『行ってみよう』『訪ねてみよう』と思ってもらえる人が1人でも多くなって来てもらえれば、大変ありがたいなと」
県内各地ではイベントが開かれ、このうち鳥取市の白兎神社そばでは、ウサギのキャラクターたちとの記念撮影会が開かれました。
岡山から
「いつもいろいろなイベントをされているので、楽しみにしてよく来ています。また来たいです。また鳥取県にウサギの県になってほしいです」

うさぎ年のことし、県は「うさぎの聖地」を宣言していて、今後も「白うさぎ年」として様々な方面でPRしていくということです。