ウクライナ南部にミサイル攻撃があり、4人が死亡しました。また、東部の要衝バフムトをめぐる戦闘では、ロシア側が攻勢をさらに強めているとみられます。

ウクライナ検察庁によりますと、2日、南部ザポリージャの住宅地にロシア軍によるミサイル攻撃がありました。これまでに4人が死亡、8人が負傷していて、子どもを含む5人が行方不明になっているということです。

一方、激戦が続く東部ドネツク州をめぐり、ロシアの軍事会社「ワグネル」の戦闘員が要衝バフムトの中心付近にいるとする映像が公開されました。

映像には、建物の上で旗を振る人や楽器を演奏しているような人の姿が写っていて、ロシア側がバフムトの制圧に向けて近づきつつあるとアピールする狙いがあるとみられます。