なぜ?出生率2倍超"奇跡のまち"子育て予算に年間6億円も

出生率の高さから“奇跡のまち”と呼ばれている岡山県奈義町。出生率は2.95。これは全国平均の2倍を上回る数字です。2月19日には岸田総理も訪れ、町が独自で行っている子育て支援策などを視察しました。

奈義町民「(子どもを)3人4人産んでいるお母さんはたくさんいる」


一体なぜここまで出生率が高いのでしょうか?まずは子育て関連に充てている予算の多さ。奈義町は、町の予算の15%にあたる年間6億円を使い手厚い支援を実現しているんです。また子どもを連れて仕事ができる施設なども充実。さらに保育園に入っていない子ども(満7か月~満4歳)に対し、毎月1万5000円を支給するなどしています。

奈義町在住2児の母「家でずっと子どもといられるのも嬉しいし、プラスしてお金をいただけるのはラッキー」
子育てがしやすい環境を整え、出生率アップに繋げていました。