今月5日に開幕戦を迎えるJ3・愛媛FC。

石丸清隆監督(49)、徳重健太キャプテン(38)らが2日に愛媛県庁を訪問し、今季への意気込みを語りましたが、その中に地元・松山市出身の曽根田穣選手(28)の姿もありました。

豊富な運動量や切れ味鋭いドリブルを武器に、甲府、京都で主力として活躍。昨季所属した水戸でも、J2リーグ戦27試合に出場し、5得点と結果を残しています。

J2復帰への切り札として期待のかかる曽根田選手。中村知事との歓談の中では、昨年末に起こった“あるエピソード”を打ち明けました。

「毎年お世話になっている小学校へあいさつに行くと、凄くサッカーが上手い少年がいた。その少年が『中学生になったらガンバ大阪(の下部組織)に行きたい』と言っていた」

愛媛FCの下部組織出身である曽根田選手は「少し寂しいな…」と本音をポツリ。

「“愛媛FCのユースに入りたい”と思ってもらえるように。少年たちが目指すクラブにしたい」と奮起を誓っていました。