新潟市西区の内野中学校で生徒会のメンバーが卒業式の会場に設置した、卒業生に贈るメッセージボード。「イルミネーションプレゼント」でお世話になった先輩たちに感謝を伝えたいと、生徒自ら企画して作ったものです。

卒業する3年生は、新型ウイルス禍の真っただ中で中学校生活を送ってきました。
学校行事が中止になるたびに先輩たちの悲しむ姿を見てきた在校生からの“気持ち”を贈り物にしたそうです。


【内野中学校2年生 笹川煌馬さん】「引っ張ってくれて、間違ってることはしっかり間違ってるって教えてくれて、すごくいい先輩でした。もうちょっと長く一緒に部活動とかやりたかったなって思いが強いです」


【内野中学校2年生 三上由さん】「寂しいです。新しい一歩を気持ちよく踏み出せるように、笑顔で『おめでとう』っていう気持ちで送り出したいです」


コンピューター部の部員達がイルミネーションの点滅の動きをプログラミングしました。新潟大学の協力のもとで、先輩たちを思って作った力作です。

【内野中学校2年生 高橋海斗さん】「全部難しかったんですけれど、『すごい!』って喜んでくれる3年生たちの姿を思い浮かべながら作りました」


いよいよ迎える卒業式。
先輩の旅立ちを祝う気持ちと、別れを惜しむ気持ち…。
大好きな先輩たちの晴れ舞台で光るイルミネーションに、在校生たちは思いをギュっと込めました。