開通前の高速道路を使った訓練です。
東九州自動車道の清武南ICと日南北郷ICの間が今月開通するのを前に、トンネル内での交通事故を想定した訓練が行われました。

訓練は、東九州道の猪八重(いのはえ)トンネルで行われ、警察や消防などあわせて60人が参加しました。

訓練は、普通乗用車が中央分離帯に衝突する事故を起こしたと想定。通報を受けて駆けつけた警察などが、トンネル内に停滞した車両を外まで誘導したほか、レスキュー隊が車に取り残されていたけが人を救出しました。

(国土交通省宮崎河川国道事務所 那須一彦 総括保全対策官)
「実際の事故現場になると、かなり時間がかかるということがありますので、その辺の処理をいかに早くするかというところが必要かと思っております」

東九州自動車道、清武南ICと日南北郷ICの間は、今月25日に開通します。