自然保護協会で研究内容を堂々と発表!

中西瑠煌斗くん:「環境変わっているのを知ってるのかもしれないなと思ってみたら、同じところがすごくありました」

この日、ソワソワと落ち着かない瑠煌斗くん、緊張する大仕事が舞い込んでいました。富山県自然保護協会の会員を前に、これまでの活動や研究の報告を依頼されたのです。

一番聞いてもらいたい思いは最後の作文に込めました。

中西瑠煌斗くん:「去年の秋から谷の道路を広げるための工事が始まった。たくさんの木が切られて、モリアオの産卵木も根から掘り起こされてなくなってしまった。モリアオガエルたちは今どうしているだろう。いつかここに生き物が自然の中で暮らす様子を観察できる水族館を作りたい。谷の自然の良さを伝える学芸員に僕はなりたい。最後まで聞いていただき、ありがとうございました」

参加者:「オタマジャクシの天敵はいるのかなと。天敵は何ですか」

中西瑠煌斗くん:「アカハライモリです」

参加者:「富山にも『さかなクン』に匹敵するような素晴らしい少年がいたことにとっても感動しました」

参加者:「将来に向けて子どもたちに残さなければならないことを痛感しました。自然を大切にする気持ち、ありがとうございました」

富山県自然保護協会スタッフ:「未来に向けて何を思うかって一言メッセージに書いてもらって、大丈夫ですか」

頼まれたメッセージを書く間も次々と話しかけられる人気ぶり。

中西瑠煌斗くん:「よし、こんなもんかな」

「自然を守りたい」という言葉に大好きなモリアオガエルのイラストを添えました。

中西瑠煌斗くん:「質問してもらえたがすごく嬉しかったです」

父親:「がんばりました」
母親:「いい経験なったね」

モリアオガエルを見つめながら変わっていく自然環境も見つめ続ける瑠煌斗くん。もうすぐカエルたちが冬眠から目覚める春、瑠煌斗くんのワクワクする毎日が始まります。

※カエルに魅せられた小学生 水族館で解説も…