宮崎県延岡市では、新しい技術を活用して地域が抱える課題の解決などを進めようと、スマートシティのシンポジウムが開かれました。

延岡市は、おととし、国からスマートシティに選定され、大学や企業と連携しながらデジタル技術を活用した事業の推進に取り組んでいます。

27日のシンポジウムでは、延岡市が目指す脱炭素政策や次世代の移動手段として期待される空飛ぶクルマを使った救急システムについて、読谷山市長が説明。

このあと、慶応大学大学院の山形与志樹教授が「生活の中で脱炭素を進めるために、地域コミュニティの活性化も図っていく必要がある」と述べました。

27日は、このほか、災害時に民間の物流システムをどう活用するかなど情報把握に関する課題も示されました。