去年、宮崎県警察本部に寄せられたストーカーの相談件数が445件に上ったことが分かりました。
これは、27日の県議会代表質問で明らかになったものです。
県警に寄せられたストーカーの被害相談件数は、2018年は387件でしたが、去年は445件で、ここ数年は500件前後の高い水準で推移しています。
県警は、相談者の安全確保を最優先に自宅付近のパトロールのほか、特に危険性が高い事案については24時間の警戒や非常通報装置の貸し出しなど、警察本部と警察署が連携して対応しているということです。
県警は、ストーカーやドメスティック・バイオレンス、それに児童虐待について、早期に危険性を判断し、迅速な対応につなげるため、3月10日付けの春の組織改編で警察本部の生活安全部に「人身安全対策課」を新設することにしています。