ロシアのウクライナ侵攻から2月24日で1年。このタイミングで、富士山のふともから世界に平和を発信しようというイベントが行われています。戦禍に苦しむウクライナの人々への連帯の意志を示そうと、24日午後6時頃から、静岡県富士宮市役所は青と黄色のウクライナカラーにライトアップされています。
その様子を多くの方々がご覧になっていますが、ライトアップに先だって、富士宮市役所にある市民ホールでは、ウクライナの平和を願ったコンサートが行われました。コンサートでは、ウクライナの子守唄や平和にちなんだ曲が演奏され、集まった100人ほどの市民が平和への想いを新たにしていました。戦争以前から日本に住むウクライナ出身の方も出席し、祖国への支援に感謝を示しました。
このイベントの発起人でウクライナへの支援もしている渡邊実さんに話しを聞きました。
<キッズ・ゲルニカ富士宮実行委員会 実行委員長 渡邊実さん>
Q.今回の平和への集いはどんな想いで企画したのか?
「自身ヨーロッパに長く住んでいて、(ウクライナの)友人が多くできた。その友人たちにミサイルの雨が降る毎日が1年経つ。日本からの連帯の思いを伝えたいと企画した」
Q.ウクライナ出身の人から祖国の状況について話があったが渡邊さんはどんな話を聞いているか?
<キッズ・ゲルニカ富士宮実行委員会 実行委員長 渡邊実さん>
「日本がなかなか直接的な支援ができにくい中で、日本の多くの方が『ウクライナに早く平和になってほしい』と願っているということは現地にも伝わっている。精神的なサポートを頂けることはありがたいと聞いている」














