23日に福島県南相馬市で開かれた写真展。

会場には、軍事侵攻後のウクライナの様子を写した写真など、およそ300点が展示されました。

写真展を企画した小林友子さん「事務所が爆撃されたところの真ん前でもう粉々に」

小高区で旅館を営む小林友子さん。

ウクライナへの支援を目的に写真展を企画しました。

小林さんは震災後、ウクライナに何度も訪れ、チョルノービリ原発事故の避難者と交流を重ねてきました。

男性「思い悩むのではなく、人生を前に進めるべきです。大丈夫だよと自分に言い聞かせて」
小林さん「やっぱり笑うこと。笑って、元気に」

会場には震災後、ウクライナの子どもたちから寄せられたメッセージなども飾られています。

訪れた人たちは、福島からウクライナの平和を願っていました。

訪れた人「他人事とは思えない感じなので、1日でも早く落ち着いてくれたら良いなと思っています」

企画した小林友子さん「それは早くロシアの撤退を望んでいて、そこでまたもう一度、普通の生活ができるようになったらいいなという思いですよね」

小林さんは、これまで募金で集まったおよそ150万円をウクライナに寄付したということです。