発見が遅ければ、命に関わった可能性もあったということです。
自転車で転倒し、一時、意識不明となった男性の救助に貢献したとして、延岡市の会社員の男性に、感謝状が贈られました。

人命救助を行ったのは、延岡市の会社員、谷名丞二さん(45歳)で、24日は、延岡警察署の黒瀬信太郎署長から感謝状が贈られました。

谷名さんは、今月6日、仕事中に、自転車に乗った60代の男性が転倒し、道路沿いの土手まで転落したのを目撃。

近くにいた人に救急車を呼ぶよう依頼したあと、意識のない男性に寄り添い「大丈夫ですか」と声をかけながら現場に待機したほか、救急隊員らに状況を説明するなど人命救助に貢献しました。

(谷名丞二さん)
「最初は慌てました、すぐにこれは、ちょっと大変なことだなと思って。倒れた方が回復したということを聞いて安心しました」

救助された男性は、持病が原因で転倒したとみられ、その後の対応が早かったことから、すでに回復しているということです。