シカ肉を使ったジビエ料理の普及を目指すプロジェクトが、長野県下諏訪町で始まりました。
勉強会には、下諏訪町内の飲食店関係者など30人余りが集まりました。
参加者が関心を寄せるプレゼンのテーマは、廃棄されていたシカ肉の食材としての活用法です。
町内で駆除されるシカは、毎年100頭以上。
これを「下諏訪ジビエ」として飲食店で提供することで町の新たな魅力にしようと、商工会議所が中心となってプロジェクトを立ち上げました。

(プロジェクトリーダー・宮本総子さん)「(町や店に)来るお客様にもここにはおいしいものがあり、楽しい町、豊かな町と思っていただけることがいい」
味や品質を確保するため、メニューの認証制度を設ける考えで、今後、調理法の勉強会やメニューの開発を行い、早ければ秋以降に提供を始めたいとしています。