今年4月に、宮崎市で開催されるG7サミット農相会合まで、ちょうど2か月となりました。
22日は、宮崎海上保安部と宮崎県警察本部が、宮崎市の海で、農相会合に向けた合同パトロールを実施しました。

合同パトロールは、農相会合を前に、海の警備にあたる宮崎海上保安部と県警察本部が、連携を深めるため実施しました。

22日は、海上保安部の巡視船と県警察本部が所有する船あわせて2隻に、およそ30人が乗り込み、宮崎港を出発しました。

(三浦功将キャスター)
「参加者たち、周りの海域に不審なものなどがないか目視、そして、レーダーを使って丁寧に監視しています」

2隻の船は、宮崎港から農相会合が開かれるシーガイアの周辺まで、およそ5キロにわたる海域を、1時間近くかけてパトロール。
その結果、不審物などは確認されなかったということです。

(宮崎県警察本部警備第二課 竹内賢次警備対策室長)
「海保をはじめ関係機関と連携を図って、警備の万全を期してまいりたいと思う」

(巡視船きりしま 磯本隆典船長)
「きょうのパトロールで不足する部分とかあると思うので、そういうところを見直して次のパトロールにいかしていくことが必要かと思っている」

また、このあと、港を訪れていた釣り人らにチラシを配って、農相会合期間中の警備への協力を求めました。

宮崎海上保安部では、今後も警備強化に向けて警察との連携を図っていきたいとしています。