宮崎県の河野知事が新型コロナに感染した際、初詣に行っていた事実を伏せて発表するなどした一連の問題について、市民団体が県議会に対し、問題の調査を行うよう要望しました。

この問題は、県が、河野知事の新型コロナの感染について報道機関に発表した際、初詣に行った事実を伏せていたほか、宮崎日日新聞社に対して行動履歴の表記変更を依頼したものです。

22日は、県内の12の団体でつくる「市民連合みやざき」のメンバー7人が県議会を訪れ、中野一則議長に要望書を手渡しました。

要望書では、議会内に第三者を入れた特別委員会を設置して問題の調査を進めることを求めています。

これに対し、県議会の中野議長は「一般質問で、質問したい議員がいれば問題の件について質せばよい」と述べるにとどまっています。