「父と同じ思いを持つ母が元気なうちに再審無罪を勝ち取りたい」

 再審無罪への一歩を勝ち取ったあの日から4年半。死斑についての新たな見解は弘次さんたちを後押しして再審への扉を開けてくれるのでしょうか。

 (阪原弘次さん)
 「父はいませんけども、父と同じ思いを持っている母がせめて元気なうちに再審無罪を勝ち取って、家族みんなで父の墓前に報告に行きたい。そういう気持ちでおります。だから母が生きていることは絶対条件なんですよ」

 2月27日、大阪高裁の決定に注目が集まります。