韓国で同性カップルをめぐり、パートナーに健康保険の被扶養者の資格を認めるよう健康保険公団に求めていた裁判で、ソウル高裁は被扶養者として認める判断を下しました。
「夫婦として最後まで幸あれ!幸あれ!幸あれ!」
この裁判は、韓国で同性カップルの片方のパートナーが健康保険公団から被扶養者として認められず、保険料を課せられたという処分を取り消すよう求めていたものです。
韓国では同性婚は認められておらず、去年の1審判決では「憲法上の平等原則に反するとは判断しがたい」などとして、原告の訴えを退けていました。
しかし、ソウル高裁は、きょうの判決で「健康保険公団が被扶養者資格を認めないのは、性的指向を理由とした差別待遇だ」と判断。
パートナーには被扶養者の資格があると認定し、保険料を課した公団の処分を取り消しました。
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