諏訪湖では、冬の風物詩・ワカサギ釣りがにぎわいを見せています。

釣り人たちが糸をたらすのは、諏訪湖に浮かべられた「ドーム船(せん)」の中。
朝から20人ほどが乗船し、次々と、ワカサギを釣りあげていました。

「(すごい!全部の針についてますよ!)もう本当に、来る度に毎日(状況が)違いますから(そこが面白い?)いかにして釣るかっていうのもあるし、きょうみたいな日はどんだけ釣るかっていうか」

「もうどのくらいだろう…500くらいはいると思うんだけど、もう午前中には早上がりで帰ると思いますよ!」

岡谷市の民宿・みなとでは、2022年9月からワカサギ釣りの営業をスタートし、人出も好調。

過去2シーズンは、コロナ禍に加えて魚の量も少なく客足が落ち込んだといいますが、今シーズンは全国旅行支援の効果もあり休日には100人近くが訪れる日もあるということです。

シーズン中5~60日ほども通うというこちらの男性は、両手にリールの「二刀流」!

「リール置くための台を、『たたき台』って呼んでいるんですけど、これ私は全部手作りで、使いやすい高さがあるのよ」

みなとの中澤滋(なかざわ・しげる)社長によると、2023年は5センチ前後の小ぶりなワカサギが多く、食べ方は、天ぷらがおすすめ。

諏訪湖のワカサギ釣りは、3月いっぱいまで楽しめるということです。