原琴乃 総括次長
「G7の首脳が一堂に会し、77年間、広島そして長崎に原爆が投下されてから再び核兵器が使用されていないという歴史をないがしろにしてはならないのであると、そういう力強いメッセージを世界に発信していくうえで、広島での開催というのは非常に意義があると考えている」

サミットで首脳たちが話し合う課題もさまざまです。持続可能な開発目標 SDGsもその1つです。原さんは、伊勢志摩サミットのあと、SDGsを推進するために外務省で政府の取り組みを取りまとめる役を担いました。

原琴乃 総括次長
「SDGsはいろんな課題が含まれていて、(例えば)気候変動が起きると感染症がまん延したり、自然災害が激甚化したりということで課題がつながっています。そういう部分が分野横断的な課題に対して取り組むうえで、首脳は大きなリーダーシップを発揮すると思います」

今回の広島サミットは、わたしたちが住む広島にどんな影響があるのでしょうか。大勢の代表団や数千人規模のメディアなどが訪れる運営面ではどうでしょう。