「銀河鉄道999」などの作品で知られる漫画家・松本零士さんが今月13日、急性心不全のため亡くなりました。
松本さんが戦時中疎開していた愛媛県大洲市では、温かい人柄を懐かしむ声も聞かれました。
SF漫画の巨匠と称される松本零士さん。
今月13日、急性心不全のため都内の病院で亡くなりました。85歳でした。
山田祐也アナウンサー
「国道沿いにある銀河鉄道999始発駅新谷という看板。松本零士さんが幼少期を過ごした大洲市の新谷町では、突然の訃報に悼む声が聞かれます」
住民
「寂しいですね。メーテルの絵を見たら、松本零士さんが描いてくれたんだなと思い出します」
「感謝ですかね。残念ですね、もうお会いできないんだなって」
新谷一万石まちおこしの会・大塚弘一会長(79)
「我々の心の支えというか憧れというか、いつも穏やかで淡々として温かくなるような感じの方だった」
大洲市の新谷小学校には、松本さんの壁画があります。
松本さんは戦時中、母親の実家がある新谷地区に疎開し、この小学校に1年生から2年生まで通いました。
この時の体験が作品作りに大きな影響を与え、当時、内子線を走っていた機関車が「銀河鉄道999」のモデルとなったと言われています。
2012年の除幕式で、松本さんは幼少期をこう振り返っています。
松本零士さん「自然と慣れ親しんで、自然と一緒に成長してきた」
現在の校長も、松本さんが大洲に残した功績を称えます。
大洲市立新谷小学校・徳田昭治校長
「壁画は校舎のシンボルとして全国的に誇れるもの。松本零士さんのしていただいたことは大変大きな事だと思っている」
大洲を「こころの古里」と表現した松本さん。
西日本豪雨で大洲市が被災した際には、イベントに参加し、住民たちを励ましました。
松本零士さん
「大洲の大地のためにも、そして皆さんの未来のためにも、志を失わずにどうか元気に頑張ってください」('18年10月15日のイベント)
一方、松本さんが疎開していた時に、よく遊んでいたという大洲市内の瑞安寺です。
野嵜全昭 名誉住職
「遊ぶと言ったらトンボを捕まえたり、セミをとったりしていた」
町おこしの一環として設置された石碑。
少年時代の松本さんが親友と柿を頬張る様子が描かれています。
その親友が、野嵜名誉住職で20年前に亡くなった兄の卓助さん。
石碑の絵からは2人の仲の良さが見て取れます。
野嵜全昭 名誉住職
「悲しいやら寂しいやら残念 もっともっと活動してほしいと思った」
愛媛県内でも多くの人に愛された松本さん。
その思い出は作品とともに人々の心にいつまでも残り続けます。
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