宮城県柴田町の社会福祉法人に天皇陛下から「御下賜金(ごかしきん)」が贈られました。

「御下賜金」を送られたのは、柴田町の社会福祉法人「はらから福祉会」です。

20日は、村井知事から武田元理事長に伝達書と金一封が手渡されました。

はらから福祉会は1996年の設立以来、食品製造や食品加工を通して障害のある人たちの就労を支援していて、「工賃」を上げる取り組みを続けていることなどが評価されました。

はらから福祉会 武田元理事長:
「障害の重い人が、働いて暮らせる賃金を実現しようとしている。そのことが評価されたのならうれしい」



御下賜金は社会福祉事業を奨励するため、天皇誕生日に合わせて全国の優良な社会福祉施設などに毎年贈られているものです。