長野県飯田市の「南信州リゾート」が前の事業者から引き継いだ天竜川の舟下りが4月からの本格運航を前にプレオープンしました。


天竜川の舟下りは19日からプレオープンし、地元の観光関係者などがおよそ1年ぶりの運航となった舟下りを体験しました。

(参加者)
「思った以上に波があって楽しいと思う、これからは県外客も増えてくれるんじゃないかと楽しみにしている」

(船頭・南島純さん)
「思った以上にテンションが高くなって、お客さんに会えるというのはこんなにうれしいんだなと思った、自分もわくわくするし、もっとお客さんに楽しんでもらえるように頑張りたい」
舟下りをめぐっては、飯田市の「信南交通(しんなんこうつう)」が2022年、新型コロナによるバスの売上げの低迷などから撤退を表明。
その後、「南信州リゾート」が事業を引き継いで、運航再開に向けた準備を進めてきました。

(南信州リゾート・白澤裕次社長)
「体験することとかチャレンジすることは楽しいことなので、そういった楽しみを会社としてどんどん増やしていきたい」
南信州リゾートは「天竜舟下り」の名称を「天竜川和船(わせん)下り」に変更し、4月15日に本格運航を始める予定です。