北朝鮮の国営メディアはICBM=大陸間弾道ミサイル「火星15型」の発射訓練をきのう行ったと報じ、その映像を公開しました。

赤い炎を噴き上げ、打ち上がるミサイル。これはきょう夕方、北朝鮮の朝鮮中央テレビで放送されたICBM「火星15型」の発射訓練の映像です。ミサイルは最高高度5768.5キロに達し、飛距離989キロで1時間6分55秒飛行したということです。

一方、韓国軍の合同参謀本部は、アメリカ軍の戦略爆撃機「B1B」が韓国軍と合同訓練をきょう実施したと発表しました。北朝鮮がICBMを発射したことへの対抗措置とみられ、合同参謀本部は「アメリカが徹底して朝鮮半島を防衛し、拡大抑止の公約を履行するという意志を確認した」と説明しています。