愛媛県西条市の小学校で創立120周年を記念し体験をメインとした特別授業が行われました。子どもたちはどんなことを学んだのでしょうか。
西条市中心部に位置する神拝小学校。
校庭にやってきたのは、高さ35メートルのはしご車です。
乗り込んだ先生が空高く持ち上げられると、子どもたちからは大きな歓声が。
さらに、体育館には陸・海・空の自衛隊の制服を試着したり…。
訓練をVRゴーグルで疑似体験したりできるコーナーも設けられました。
神拝小学校、創立120周年の記念として学校とPTAが企画したこの特別授業。
消防や自衛隊、伝統工芸の職人などを講師に招き、体験学習がメインの様々な授業が行われました。
(提灯づくりの職人)
「提灯職人になって仕事でワクワクすることがあります」
こちらの教室には、西条まつりに欠かせない「提灯」を作る職人が先生として登場。
提灯作りの難しさや伝統を継承することの大切さを語りました。
(児童)
「提灯作るのにも色々な手間がかかっているのでこれからの祭りで提灯に注目してみたりしたいです」
また、地元の防災士は、カードゲームで災害対策を考える授業を実施。
子どもたちは年齢や国籍、障がいの有無などによって必要な備えを学びました。
(男子児童)
「災害時に人によって持っていくもの用意するものが違っていて、自分に必要なものを用意すると避難場所でも安心できるんだなと分かりました」
子どもたちにとってこの日は「防災」や「地元の魅力」について学びを深める1日となったようです。
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