愛媛県立とべ動物園の人気者で人工哺育で育ったホッキョクグマのピース。
16日は一日だけのお引越しをしたようです。

(下川綾那記者)
「こちらにはたくさんの人が集まっていますが、あそこにいるのはホッキョクグマですね、あの子はもしかして…」

来園者の視線の先にいるのはそう、ホッキョクグマのピースです。

いつもは専用の部屋で来園者を迎えていますが、部屋の工事のため、母親のバリーバが普段使っている、獣舎に一日だけのお引越しです。

バリーバはバックヤードにいるため姿はありませんが、大きなプールが広がる光景に少し戸惑い気味のピース。
最初は慎重な足取りでしたがやがて…

(下川記者)
「いま足を入れました」

育ての親、高市飼育員に見守られながら無事にプールに入ると広い水の中を悠々と泳ぎ始めたピース。
とっても気持ちよさそうです。

(ピースの育ての親・愛媛県立とべ動物園高市敦広飼育員)
「新鮮でしょ。プールが青いから空に浮かぶ雲みたい」

更に普段は見られない姿も…

寒さも相まってかとってもご機嫌そうな様子でした。

こちらのプールで遊ぶピースの姿が公開されるのは非常に珍しいということで、訪れた人たちも嬉しそうに見入っていました。

(来園者)
「初めてとべ動物園2人とも来たんですけれども、そんなラッキーな日に初めて来れてよかったかわいいです」
「すごくうれしいです23歳っていうのでどうかなと思ったんですけれども、すごい元気でかわいい、きょうラッキー」