東日本大震災から12年となる3月11日(土)、TBS/JNNは今年も午後2時から2時間にわたって報道特別番組を全国ネットで放送します。
今年の番組テーマは「いのち」。東日本大震災だけでなく様々な災害を念頭に「3.11」という特別な日に「いのち」について思いを巡らせる日にしませんか。

■つながるいのち 津波で母失った記者が母親に…

12年前、津波で母を失った少女はテレビユー福島の記者に。様々な葛藤を抱えながらも被災者を取材してきましたが、そんな記者に2021年、子どもが生まれました。母になった記者の心の変化とは。


■いのちを守る避難のあり方とは “緊急時の常識”を疑い検証へ

「何かあったら保護者の元へ…」。保育園や学校などが当たり前にとる行動で本当に「いのち」が守れるのか? 緊急時の“常識”を疑い検証します。そして、DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術による変革)を使った最新の避難とは?

■いのちを救う最新技術 “未来のトリアージ”に“空飛ぶクルマ”

「いのち」を救うため治療などの優先順位をつける「トリアージ」。その「トリアージ」が日本の災害時に初めて行われたとされる阪神・淡路大震災の際の貴重な映像を紹介するとともに、トリアージの未来の姿を伝えます。
また、世界中で熾烈な開発競争が行われている「空飛ぶクルマ」。それを使って未来の「いのち」を守ろうとするエンジニアの姿を追いました。


MCは『Nスタ』のキャスターを務める井上貴博TBSアナウンサーとホラン千秋。当日は宮城・石巻から中継で現地の様子を伝えるほか、様々な「いのち」の現場に取材に出向きます。


また、特番の放送に先立ち、3月5日(日)から8日間にわたって「東日本大震災12年プロジェクト つなぐ、つながる」を展開。これは『JNNニュース』『Nスタ』『news23』『報道特集』『サンデーモーニング』の各報道番組で、震災や防災についての企画を集中的に放送するもので、プロジェクトには海外特派員も参加。世界の津波情報をいち早く発信するハワイの太平洋津波警報センターを取材するなど、海外の最新防災事情などもお伝えします。