ホークスの「宮崎キャンプ」、16日の紅白戦に開幕ローテーション候補の板東投手が登板し好投しました。
◆甲斐選手らWBC組は16日まで

後半にさしかかったホークスの宮崎キャンプ。WBCの日本代表に選出されている甲斐、近藤、周東の3選手は、16日が最後のため練習前に挨拶。3人はバッティングなどで汗を流すと、午前中で練習を終了。17日から同じ宮崎でスタートする侍ジャパンの合宿に参加します。
◆板東投手が“開幕ローテ”アピール

午後から行われた紅白戦には、板東投手が登板しました。最初のバッターから空振り三振を奪うと、気温11度と冷え込む中、制球を乱すことなくアウトを重ねていきます。打者7人に対し許したヒットは1本、無失点で登板を終えました。その後、カメラの前で開幕ローテーション入りへ強い決意を述べました。

板東投手「開幕ローテション入りは絶対とるんだという気持ちでやっている。自分が投げるんだというつもりでやっている」
◆B組の選手がアピール

そして、16日はB組の選手がそろってアピール。昨シーズンプロ初登板を経験した期待の3年目・田上投手は、柳田選手から三振を奪うなど、2イニングを無失点に抑えます。

田上投手「いつ呼ばれてもいいように準備していて、A組の紅白で投げれてうれしかったです」
楽天から育成契約で加入した渡邊佑樹投手は、わずか4球で三者凡退に打ち取ると、佐賀の有田工業出身で新加入の古川投手は、前回の紅白戦でホームランを放ったリチャード選手を三振に仕留めました。