その不調 寒暖差疲労? タオルを使った対処法とは

ホランキャスター:
これだけ気温がジグザグとしますと、ちょっといつもと違うな、だるいなと感じる方が多いのではないでしょうか。

寒暖差 体に不調の声…
「寒暖差のせいか分からないけど ここ最近 頭痛いし身体だるい
「1週間前ぐらいからずっと頭痛がするし 無気力だし 寒暖差で体調を崩した
「寒暖差で体調が悪くなるのに 今月はそれの繰り返しだそうで、泣きたい…」

この寒暖差に慣れるため皆さん大変な思いをされています。では寒暖差疲労というのはどういうものなのでしょうか。

「寒暖差疲労」とは・・・
・体温を一定に保つため自立神経が過剰に働く
 →エネルギーを消費するので・・・“疲労が蓄積
・主な症状「けん怠感」「体の冷え」「頭痛」「肩こり」

「寒暖差疲労」外来を行うせたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司院長に聞きました。
・前日との気温差や1日の最高気温と最低気温の差が7度以上あるときに起こりやすい
 →東京都心で2月1日~14日の間、1日の気温差が7度以上あった日は8日
・コロナ禍で「リモートワーク」「外出減少」
 →自律神経の働きが乱れ体温調整に支障も

「寒暖差疲労」特に注意が必要な人の特徴です。
・寒暖差疲労の約7割が女性。筋肉量が少ないので体温を保つのにエネルギーを消費しやすい
・冷え性。体温調整ができておらず血流が悪くなっているおそれも
・長時間のオフィスワーク。運動不足で自律神経が乱れ体温調整がしにくい状態に。

“寒暖差疲労”症状改善の対策を久手堅院長に聞きました。
(1)タオルを折り耳の下にあてる。
(2)顔を上向きにして前に引っ張る。30秒キープ。
(3)顔を下向きにして前に引っ張る。30秒キープ。
→1日1セットでも効果あり

さらに
首元や肩まわりを温めるのも良い。お風呂や蒸しタオルをあてるだけでも効果があります。耳をマッサージしたり温めたりするのも効果的だということです。

井上貴博キャスター:
季節の変わり目に不調や疲労を感じて不安になりますが「寒暖差疲労」と言われると気持ちが落ち着くところがありますね。

TBSスペシャルコメンテーター星浩さん:
そうですね、昔から三寒四温といいますからね。梅が咲いてきたり、つぼみが膨らんできたりするのを見ると季節のエネルギーをもらえてリラックスできるかなと思い散歩をしています。

井上キャスター:
いいですね。

森田気象予報士:
散歩はいいですよ。筋肉もつきますし。

井上キャスター:
森田さんはきょうも元気です。