かつて『義理チョコ』いった言葉が流行したこともあるバレンタインに変化が現れています。今どきの「チョコ事情」を取材しました。

(街の人)「あげます、友達に」「自分用とあとは父に」「渡す予定は特にないです」「職場の友達とか、やはり上司に」「彼氏にあげます」

市場調査会社「インテージ」が15歳から79歳までの男女およそ2600人を対象にバレンタインについての調査を行いました。

女性のおよそ43パーセントが「誰にもチョコを渡す予定はない」と回答。さらに義理チョコを用意するという人は8.2パーセントと1割にも満たず、「義理チョコ離れ」が進んでいると言えそうです。

「誰にチョコを渡すか」という質問に対して一番多かったのが「家族」の41.8パーセント。次いで「自分」「友達」と続き、「本命」と答えた人は7.6パーセントでした。

一方で、チョコにかける予算は去年と比べ「増える」と回答した人が「減る」を上回っています。

(街の人)「孫です、可愛さでやっぱり喜んで欲しいです」「職場の人に買いました。なかなか普段、直接ありがとうと言いづらいところがあるので」「ちょっと甘いものを食べて喜んでもらえて、一緒にお仕事が頑張れたら良いと思っています」

変化するバレンタイン。若い世代では「義理」という言葉にマイナスなイメージを持つ人が多く、今では、男女を問わずチョコを贈り合う「友チョコ」が主流となっているようです。