愛媛県新居浜市の企業が開発した、製造現場で廃棄されるプラスチックを原料として再生させるリサイクル装置が、経済産業省の局長賞を受賞しました。

新居浜市に本社を置く機械製造会社「マルヤス」は、廃棄されるプラスチックを原料として再生させるリサイクル装置=「ecoペレGP2」を開発し、脱炭素に効果的な機器などを開発した企業に贈られる経済産業省の産業技術環境局局長賞を受賞しました。

この機械を使うことで、年間およそ980万円の原料費の削減と、およそ50トンの二酸化炭素削減が見込まれるということです。

マルヤスの野村俊夫社長は「受賞は格別な想い。今後もより良い製品作りを目指し、社員一同全力で取り組んでいく」とコメントしています。