ランドセルの“無料配布”1975年から続く自治体の支援
こんな取り組みを行う自治体も…
日立市教育委員会 古川優香さん
「日立市が実際に配布しているランドセルになります」

茨城県日立市では、市内の小学校へ入学する新1年生を対象に1975年からランドセルの無料配布を開始しました。
日立市教育委員会 古川優香さん
「(1975年は)オイルショックがあった時期で、ランドセルを買う経済的負担を軽減する目的と、新入学のお祝いの記念の品として、ランドセルを配布し始めました」

記者
「背負ってみるとかなり軽いですね。重さは500mlのペットボトルと同じくらいだということです」
配布されたランドセルを使う市民は…
児童の保護者
「(ランドセルは)高いですね。こうやってもらえるところはいい」

児童の保護者
「私も日立市民で小学校の時はランドセルを支給してもらった。いま子どもたちが使っているのは、雨に濡れても全然壊れない」
日立市は、今後もランドセルの無料配布を継続する意向で、その分を学用品の準備に役立てて欲しいとしています。