インターネット以来の大発明と言われている無料の対話型AI、「ChatGPT」。利用者が世界で拡大しています。これなしでは仕事も生活も成り立たない、そんなことになるかもしれません。

イーロン・マスク関与の企業が開発 ビル・ゲイツも「私たちの世界を変える」と評価

良原安美キャスター:
「ChatGPT」は、質問を入力すると自然な会話で返答してくれるというもの。
イーロン・マスク氏らが設立した「OpenAI」という企業が開発したサービスです。
2022年11月にサービスが始まったばかりですが、わずか2か月で、月間のユーザー数は、推定1億人を超えています。

マイクロソフト創業者の1人、ビル・ゲイツ氏は、「インターネットの発明と同じくらい重要。これは私たちの世界を変えるでしょう」と話しています。

ホラン千秋キャスター:
私も使ったことがあります。試しにいろいろ質問してみたが、こっちの質問のニュアンスを少し変えると、返事を変えてくる。賢いなって感じた。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
こういうスポーツ心理学の理論で、こんなふうに訴えかけるには、どのようなパワーポイントを作ればよいのだろうか、と細かく設定をすると、細かく論じてくれる。論理的な回答は、すごくお上手なお方です。

ChatGPTは、どんなことができるのか?
こんな質問をしてみると…

「今日の夕飯どうしよう?」

ChatGPT:食べたい料理のジャンル、アレルギーなど詳細を教えてください。

「和食が食べたいです」

ChatGPT:以下の料理がおすすめです。1.焼き鮭 2.寿司…

といった回答が。

同じ質問に対して、同じ回答が返ってくるとは限りません。どんどんアップデートされていくのも特徴。
誰でも無料で、パソコンやスマートフォンから利用できます。

良原キャスター:
飲食店では、口コミへの自動返信に。あるIT企業では、プログラムコードの作成に実際に使っています。

さらにすごいのは、ニュース記事を書いたり、歌詞を書いたり、小説を書いたりするなど、創作活動ができるというところです。