試験で悪用するケースも… AIは敵か味方か

良原キャスター:
こんな便利なChatGPTですが、まだまだ課題もあるんです。

東京大学大学院の松尾豊 教授によると…
事実ではない情報が含まれる場合がある。
最新情報が苦手。
計算する機能はついていないので、計算も苦手、とのこと。

実際に海外では、試験などで悪用されたこともあるということで、私たちも上手に使っていくことが求められます。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
海外では、試験や論文などで使われないように、「ChatGPTを使った可能性が90%です」といった形で、ChatGPTを察知する機能が始まったそうです。

井上キャスター:
ネット上の情報で、AIはいろいろなことができる。ということは、人間は、ネット上にない情報で勝負していくことが大事なのかな。

田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
それこそクリエイティビティですよね。ネット上にあるものは、先行研究だったり、先行事例だったりするが、それをデザインしていくのは、まだ人間であってほしい。競うのではなく、協調したいですよね。