13日は、紅白戦は中止になったのですが、注目されたのがブルペン。午前中に入ったのは、2人の選手です。

森下暢仁 投手です。このキャンプでまだキャッチャーを座らせてピッチングというのはないのですが、13日もキャッチャーを立たせた状態でおよそ30球のピッチングでした。
ただ、受けたブルペンキャッチャーに聞くと、「状態は間違いなく上がってきているし、いいボールは130キロ台後半ぐらいのスピード感もあった」という話をしていました。
そして、もう1人、注目されたのが、ドラフト5位ルーキー・河野佳 投手でした。9日にライナーを足に受けてしまって、ルーキーの中では別メニュー調整なんですが、もう本人、「足に問題ありません」ということで、71球を変化球を交えて投げました。

そして、あこがれの存在という 黒田博樹 球団アドバイザーに左バッターへの攻め方とかカットボールの使い方など、けっこう実戦的な内容を教わったということで、非常に内容の濃いブルペンだったということです。

広島カープ 河野佳 投手
「(黒田さんは)あこがれの選手でもあったので、そういう人が実際、教えてくださって、本当にありがたいですし、これからの財産にもなると思うので、しっかりがんばっていこうと思います」

非常にいい経験になったという河野投手、ずっと練習を見ていて、ある野球の道具に目が行きました。それが、試合で使うグローブなんですが、見せてもらうと、こんなデザインをしていました。

マツダスタジアムそばで育ったという河野投手。広島愛がすごいんですね。グローブをよく見ると、もみじのデザイン。本人に聞くと、「広島愛をここに刻みました」ということを話していました。けがの回復の状態もいいということですから、
河野投手、いいピッチングをしながら沖縄でもアピールをしてほしいと思います。