日本製鉄跡地に計画している複合防衛拠点について、呉市は防衛省に早期の整備を要望しました。

呉市の新原芳明市長は19日、中谷防衛大臣に要望書を手渡しました。

防衛省は、日鉄呉地区の跡地に多機能な複合防衛拠点を整備する方針で、7月には日本製鉄と土地の売買契約締結に向けた基本的事項について合意しています。

呉市は、防衛省が示している施設の配置案のうち、地元への波及効果が期待できる民間企業誘致エリアや運動場エリアを、一層早期に整備することなどを求めました。

新原市長によりますと、中谷防衛大臣は「引き続き連携を密にしながら対応していきたい」と答えたということです。